さて、『お小遣い稼ぎ』のカテゴリーでは前回、私のプチ収入について書きました。
今回は私が行っているプチ収入のうちのひとつ、ハンドメイド販売について書いていきたいと思います。
ネット販売で思い浮かぶひとつが「ハンドメイド」ではないでしょうか?最近はminneやcreemaなど、大手ハンドメイド通販サイトのテレビCM効果もあって認知度もだいぶ上がっていますね。ハンドメイド作家ってなんだかかっこいいし、手軽にできそうなイメージがあると思います。
しかし、実際にハンドメイド作家としてやっていくのは楽しいことばかりではありません。苦労もたくさんありますし、努力も必要です。今回は私が実際にハンドメイド作家になって感じた「ハンドメイド作家になるための心構え」をお伝えします!
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ハンドメイド販売の目的を持つ
まず、「ハンドメイド販売を通じて何をしたいのか」を考えましょう。
「趣味ではなくハンドメイドで稼ぎたい」のか
「趣味のハンドメイドを売ってお小遣いにできたらいい」のか
「あくまでも趣味を楽しむことが優先で売上は気にしない」のか…
要するに、ハンドメイド販売において「趣味としての楽しさ」と「販売数や金額」のどちらを重視するかということです。この考えが事前にしっかり持てていると、うまくいかなかったときにも冷静に対応できます。
例えば、私の場合「元々趣味だったハンドメイド品で、お小遣い稼ぎができればいいな」と、あくまで趣味としての楽しさ重視で販売を始めました。ところが、いざ始めてみてまったく売れない日々が続くと、売れないという状況が気になって仕方なくなってしまい…ハンドメイド販売のことばかり考えてしまうようになってしまいました。そして、売ろう!売ろう!という気持ちばかりになっていってしまい…趣味として楽しもうと思って始めたのに、逆にストレスになってしまったのです…。
そんなときに最初の目的が戻り場になりました。「楽しむことが第一!売上はその次!」もう一度、最初の目的を思い出したことで、また楽しく続けることができるようになり、徐々に売れるようになっていきました。お気に入りの数や販売個数など、目に見える評価がつくことで焦りや気持ちのブレが出てきます。これから始めるハンドメイド販売をスムーズに進めていくためにも、最初に目的をはっきりと持っておきましょう!
最低1年は続ける覚悟を持つ
私がハンドメイド販売を始めたきっかけは、仲良しの従妹がミンネでハンドメイド作家をしていたことでした。(彼女は雑貨屋さんにも作品を置いている作家です)私は元々手先が器用な方でしたし、趣味でいろいろ作っていましたので「私もやってみようかな?」と軽い気持ちで始めました。
それから3年経った今、いろいろ経験してわかったことは…ハンドメイド作家は、誰でもすぐなれる!!!作品を作って、写真を撮って、サイトに登録する。それだけでなれます。しかし、ハンドメイト作家になるのと、売れるハンドメイド作家になるのはまったく別次元の話です!私も初めて作品が売れるまでに4ヶ月かかりました。これでも早い方かもしれません。ひとつも売れないまま諦めていく作家もたくさんいます。実際、私もミンネの顧客層にはマッチしましたが、他の販売サイトでは1年経っても売れず、サイトを退会しました。ネット販売は最初のひとつを売るまでが勝負です!!それまで根気よく続けることを覚悟しましょう。
とにかくひとつ作品を売る
新しいことを始めるとき。ウキウキしてやる気満々で全力で頑張ろう!!という気持ちになりますよね!ハンドメイド作家としての一歩を踏み出す時も同じです。「ロゴを作ろう!」「名刺も作ろう!」「オリジナルのラッピングも!」など、作品ではなく、見栄えやカッコよさに力を入れてしまいがちです。
しかし、気合が空回りして見栄えにばかりこだわった結果、作品がひとつも売れない…なんてこともよくある話です。売れるハンドメイド作家になるための第一歩は、とにかくひとつ作品を売ること!!ロゴも名刺もラッピングも、作品がひとつ売れてからで十分です!軌道に乗るまでは、とにかく作品を売ることだけに力を注ぎましょう。
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ハンドメイド商法に騙されない
ハンドメイドが流行り、ハンドメイド作家という肩書が世に浸透して「ハンドメイド作家になりたい!」という人が増えています。すると、ハンドメイド作家やハンドメイド作家になりたい人たちをターゲットにした新しい商売が生まれてくるんですよね…ハンドメイド講座とか、写真撮影講座とか、ハンドメイド関連本とか…。私はこうしたハンドメイド商売を否定する気はまったくありません。しかし、よく考えずにハンドメイド作家になろうとしている人ほど、こういった商売の格好の餌食になりやすいのです!
例えば、ハンドメイド初心者を対象にした講座を受けたとしましょう。もちろん受講料がかかりますね。この講座の中でテキストや本、高価は材料や機材などを勧められて「売れっ子ハンドメイド作家が使っているなら…」と買ってしまう。こうして、講座を受けて、本もたくさん買って、高価な材料や機材を買って…ハンドメイド関連の商売にたくさんのお金を落としたあげく、作品がひとつも売れずに諦めていく作家が大勢いる事実を知りましょう。初期投資としてお金を捨てる覚悟で受講・購入するならいいですが、「売れれば回収できる」という考えならやめた方がいいです。万が一、まったく売れなかったときに、初期投資に使ったお金はすべて捨てたのと同じになるからです。厳しいようですが、これが現実です。
ちなみに、私はこうした本や講座などをまったく利用していませんが、毎月お小遣い程度は稼げています。まずは、自分のできることから始める。みなさん、ハンドメイド商法の餌食にならないよう賢いハンドメイド作家になりましょう。
いかがでしたか?私もハンドメイド作家をしていて楽しいことがたくさんありますが、やはり軌道に乗るまで厳しい現実があることもまた事実です。しかし、始める前にこうした現実を知っておくことで、心構えもできますし、いざというときに対応することもできます。まずは、しっかり心の準備をして、それから販売準備を進めましょう!
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