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指導歴18年の学習塾講師が37歳で高齢出産☆笑顔溢れる家庭こそ最高の教育環境という信念のもと「笑顔の子育て」を実践中!

学力を伸ばしたいなら塾のカバンは子どもに持たせるべし!塾通いの中で子どもの自立を促す3つのポイント

日本はいつから亜熱帯気候になったんだ?と思ってしまうほど暑い日が続いていますね。夏と言えば夏期講習!小6の受験生のお子さんは朝から晩まで塾で缶詰の日々を過ごしているのではないでしょうか?受験業界には「夏を制する者は受験を制す」「夏は受験の天王山」という言葉があるほど、学校が休みになり受験勉強に集中できる夏は重要な時期なのです。

一方、小学校低学年のお子さんを持つ親御さんは「中学受験させようかしら?」「そろそろ塾に通わせようかしら?」と学習塾の体験会や夏期講習にお試しで参加したりして塾通いの準備をされている方も多いと思います。私が勤めている学習塾でも、これから受験にチャレンジしようとしているお子さんたちが、この夏からたくさん通い始めています。

そんな塾通いを始めた親御さん、お子さんの通塾の様子を見ていて「あぁ、こりゃ受験は厳しいなぁ…」「もっとしっかりしてもらいたいなぁ…」と思ってしまう親子が残念ながらいます。そして、そう思ってしまう親子は、私の個人的な感覚ではありますが、一昔前よりも確実に増えていると思います。

 

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より早く身に付けさせたい「子どもの生活力」

こりゃ塾通いは厳しいなぁ…と思ってしまう親子の共通点は、

・子どもが自立していない(=親に依存している)
・親が子どもの自立を妨げている(=子どもの世話をやり過ぎる)

ということです。特に中学受験を目指して塾通いをするなら、子どもが自立していることが最低条件と言っても過言ではありません。ここで言う「自立」というのは、「生活力」と置き換えることができます。自分のことは自分でする。最低限それができないと塾に通うことで一定の成果を上げることは残念ながらできません。なぜなら、塾はただ授業を受けていれば学力が上がる場所ではないからです。

《塾通いに必要な生活力》
 ・教科書やプリントなど、持ち物を管理、整理整頓する力
 ・授業や模擬試験、イベントなどのスケジュールを管理する力
 ・宿題や課題などの学習計画を立てる力
 ・立てた学習計画を実行する力
 ・教師の話を聞き理解する力
 ・困ったことや分からないことを尋ねるコミュニケーション能力
 ・何かトラブルがあったときに解決する力

 

これらの生活力は、塾に通う子どもだけに必要な力ではありません。塾に通わない子、受験をしない子にも必要な力です。

しかも、これらの生活力が早くから身に付いている子ども(自立している子ども)は、総じて学力が高いです。これは何となく皆さんも共感いただけるのではないでしょうか?もし、上記の生活力が身に付いているのに学力が低いお子さんがいらしたら、それは勉強法が悪いだけですから、今すぐ塾を変えるなどして勉強法を変えた方がいいと思います。

さて話は逸れましたが、上記にまとめた生活力は、中学受験で出題されるような難しい問題を解く上で必要な力でもあるのです。例えば…

・整理整頓する力 ⇒ 解答に必要な情報や条件を整理する力
・学習計画を立てる力 ⇒ 解答を導き出すプロセスを導き出す力
・話を聞き理解する力 ⇒ 問題内容や出題の意図を理解する力
・コミュニケーション能力 ⇒ 作文などの記述力、自分の言葉で解答する力

などに繋がっています。受験で問われている問題解決力・課題解決力は、日々の生活で必要な力でもあるのです。 

 

では、私が実際に見てきた「自立していない子ども&子どもの自立を妨げる親」の共通点を踏まえて、塾通いを通じて子どもの自立を促す3つのポイントをまとめたいと思います。今、塾に通っている親御さんも、これから塾に通おうと考えている親御さんも、ぜひ参考にしていただけたらと思います。 

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子どもの塾のカバンは子ども本人に持たせる

子どもの送り迎えをされている親御さんはたくさんいらっしゃいます。その中で気になるのが、子どもの塾のカバンを持っている親御さんです。これは親が子どものカバンを持ってはいけないと言いたいわけではありません。気になるのはポイントは、

 ・自ら進んで子どものカバンを持つ親
 ・自分のカバンは親が持って当然という態度の子ども です。

迎えに来た親に無言でカバンを持たせる子ども。そしてそれを咎めることもなく、進んでカバンを持つ親…こんな親子のやりとりを見ることも、最近ではよくあります。

こういう親子は、カバンの中身を親御さんが整理、管理していることが多く、子ども自身がカバンの中身を把握していないこともよくあります。授業で使う教科書を忘れてきても、平気で親のせいにする子どももいるくらいです。

中学受験専門塾に通う子どものカバンは、確かに重いです。たくさんの教科書を持っていかなければなりません。それでもカバンは子ども本人に持たせてください。自分のものは自分で持つ。当たり前のことですから、きちんとやらせましょう。もし「カバンが重くて子どもがかわいそう」と思うなら、中学受験そのものをやめたほうがいいと思います。中学受験はカバンの重さなんかとは比べものにならないほどの試練を乗り越えなければならないのですから。

スポーツなどもそうですが、勉強する道具(教科書)を大切に扱い、きちんと管理することは、勉強に向かう姿勢にも大きく影響を与えます。カバンの整理や持ち物の管理も子どもにさせるようにしましょう。

 

授業内容の質問は子ども本人にさせる

「子どもが今日の宿題がよくわからないみたいなんですけど…」と親御さんが電話してくることがあります。もちろん子どもが体調が悪くて授業を休んでいるとか、子どもが電話できない状況であれば親御さんが聞くのも仕方ないと思います。しかし、親御さんの隣に子どもがいるであろう状況で電話してくるケースもあり、こちらが伝えたことを「43ページだって」などと隣の子どもに伝えている様子が聞こえてくることもあります。

これは電話だけでなく、例えば、送り迎えの際に親子で塾へいらして、親御さんばかりが質問してくるというパターンも同じです。隣にいる子どもは、自分の授業や勉強のことなのに一言も発さず、ぼーっと立っていることが多いです。

こういう親御さんには、おそらく2つのタイプがあります。

 ・子どもは塾に質問の電話をするほど困っていないが
  子どものためを思って親の判断で質問している

 ・子どもは塾に質問の電話をしなければならないほど困っているが
  子ども本人が質問できないので親が代わりに質問している

特に後者の場合は、早急に改善が必要です。「子どもが聞けないから親が代わりに聞く」ということを繰り返していると、子どもは親を介したコミュニケーションしか取れなくなってしまいます。親の話は理解できるけど、他人(特に親とはタイプの異なる人)の話していることは理解できない、もしくは親とは話せるけど、他人とはコミュニケーションが取れないという状態に陥る可能性が高くなります。親や兄弟など、身近な人と話すときには、多少の言葉使いが違ったり情報が欠如していても相手が補完してくれるのでコミュニケーションが破綻することはありません。しかし、関係性が薄い相手(塾の先生など)とのコミュニケーションでは、情報を整理して、どのような言葉を使い、いかに相手に伝わるように話すかを考えて話さなければなりません。そうした他人とのコミュニケーションの経験を積む機会を奪ってしまうことは、子どものコミュニケーション能力養成において致命的なのです。

授業内容や宿題など、子ども本人に関わる質問は子ども本人にさせましょう。子ども自身が質問したいときに質問できるようになるということは、塾通いにおいて重要なポイントになります。もし聞けないのであれば、事前に質問内容を整理して練習してから質問するのもいいでしょう。

 

忘れ物をした責任は子ども本人に取らせる

授業が始まって10分くらい経った頃、血相を変えて塾に入ってきた親御さん。「子どもから連絡があって教科書を持ってきたのですが、子どもを呼んでもらえますか?」とのこと。そこで子どもを呼び出すと、自分が忘れた教科書を親が持って来てくれたにも関わらず「ありがとう」の一言もなく、むしろ「来るのが遅い」と言わんばかりの表情のまま教科書を受け取り、何事もなかったように授業を受けていました。今は子どもの携帯を持っていますし、忘れ物をしてもすぐに親御さんに連絡して持って来てもらったのでしょう。

しかし、忘れ物をしたら困るという経験をさせることも大切だと私は思います。忘れ物をしたら困ることになるという因果関係を学ぶ機会にもなり、困る状況を引き起こさないためにしっかり事前準備を行うという先を見据えた行動を学ぶ機会にもなると思います。また、自分の行動に責任を取るという学びにもなります。子どもが失敗したときに親が解決するということを繰り返していると、子ども自身の問題解決力は伸びていきません。

忘れ物をしないという姿勢は、1回1回の授業を大切にするという姿勢にも繋がると思います。親御さんが持ち物を管理して忘れ物をしないようにした方が手っ取り早い思ってしまうかもしれませんが、ここはお子さんに持ち物の管理を任せ、責任を持てるようにぜひサポートしてください。

 

いかがでしたか?せっかく塾に通うなら、塾のシステムを活かして子どもの自立をサポートしてあげてください。それは必ず、お子さんの学力向上に大きな影響を与えます。塾の授業だけではなく、塾に通うことそのものも有効活用してください。

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