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指導歴18年の学習塾講師が37歳で高齢出産☆笑顔溢れる家庭こそ最高の教育環境という信念のもと「笑顔の子育て」を実践中!

私立中学受験で子どもの将来を潰してしまわないために…私立中学受験を始める前にママ・パパに考えてほしい3つのこと

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もうすぐ2月1日、首都圏の私立中学入試が始まります。2月1日から約1週間は、電車やバスの中でマスク姿に大きなカバンを背負った親子連れを見かけることも増えますね。中学校の前にはたくさんの塾の先生が列をなし、子どもたちと握手をして激励する姿も、今では冬の風物詩となっています。

一方、この入試期間を学年の切り替え時期として、ほとんどの中学受験塾が2月から新学期をスタートさせます。私立中学受験を始めようと考えているママ・パパも多いのではないでしょうか?

教育業界に18年いる私ですが、これまでたくさんの私立中学受験生とその親御さんを見てきました。そのうえで、私立中学受験を考えているママ・パパに言いたいことがあります。

これからチャレンジしようとしている私立中学受験で
子どもの将来を潰してしまう可能性があることを考えましたか?

私立中学受験は本当に大変です。私の経験上、塾に通うだいたい20%の子どもが受験勉強に耐えられず、中学受験を諦めていきます。友だちと遊べないし、習い事も辞めなければいけないし、お弁当を持って塾に缶詰めになって勉強しなければなりません。成績も順調に伸びるわけではありませんし、努力が実らずたくさんの挫折を経験するでしょう。

こうしたいばらの道を歩んでいく中学受験ですが、このいばらの道を楽しんで乗り越えていく子とドロップアウトしてしまう子がいるわけです。この差が生まれる理由は、本人の性格や能力の違いだと思いがちですが、実は中学受験に対する親の理解の違いだと私は思っています。ママ・パパが私立中学受験の大変さをきちんと理解せずに子どものサポートの仕方を間違えると、私立中学受験を途中で諦めることになるだけでなく、子どもの将来を潰してしまうことになりかねません。

今回は私立中学受験を考えている、もしくはもう始めているママ・パパに、中学受験を通して子どもをより良い方向に成長させるために考えておいていただきたいことをお届けします。

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私立中学受験は子どもに相当な負担をかけることを理解する

よく使われる例えですが、私立中学受験には高校受験レベル以上の知識が必要です。実際に高校受験の入試問題を中学受験をする小学6年生に解かせてみると、英語を除く4科目で7~8割は余裕で解くことができます。「これ簡単すぎじゃない?」と言う生徒までいるくらいです。

つまり、私立中学受験をするには、中学3年生までに学習する以上の知識量を小学6年生の夏までに学習し、身に付けなければならないということになります。しかも、小学校に通いながら、小学校の勉強と並行して、放課後の時間を使って中学3年分の勉強をするわけです。これだけでも相当な負担であることがご理解いただけると思います。

一般的に「私立中学受験の勉強を始めるなら、できるだけ早い方がいい」と言われます。多くの中学受験塾が小学4年生から専用カリキュラムで指導をスタートさせますが、小学6年生の夏までにこれだけの知識量を身に付けるには、このくらいから始めないと間に合わないのです。

もちろん小学5年生、6年生から中学受験勉強を始める子もいますし、それで合格する子もいます。しかし、入試日と必要な知識量は変わりませんから、準備期間が短くなればなるほど、その分大変な道のりを歩んでいかなければならなくなります。塾に通って中学受験準備をする場合、塾の授業料だけでも相当高額になりますから「いつから塾に通わせようか…」悩みどころだと思います。しかし、タイミングを間違えると子どもに想像以上の負担をかけることになりますから、親子でしっかり考えて塾通いを検討してください。

私立中学受験にチャレンジしている子どもの頑張りをまず認める

まず、私立中学受験にチャレンジするということは、子どもに大変な負担をかけることだということをママ・パパが理解しましょう。受験勉強を進めていくと、毎週行われるテストや模試で偏差値や順位が付けられ一喜一憂するようになります。子どもの成績が悪かったり、やる気がない様子だったりすると、ママ・パパもついつい「なんで成績が伸びないの」「〇〇くんはこんなに頑張っているのに」「もっと勉強しなさい」など、いろいろ言いたくなってしまうでしょう。しかし、中学受験の勉強をしている時点で、子どもは十分に頑張っているのです。それを理解せずに、子どもを叱ったり否定したりしてしまうと、子どもは親を「自分のことを理解してくれない敵」と思ってしまい、その後の親子関係に深い溝を生んでしまう可能性があります。学力の伸びやモチベーションには波があります。子どもがどんな状態であっても、親として子どもの味方になり、全力で応援してあげてください。

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私立中学受験にチャレンジする意味を子どもと一緒に共有する

私は仕事柄、塾通いを検討しているご家族と面談をすることがあるのですが、その際、ご家族で私立中学受験に対して考え方が違うことがよくあります。「親御さんは受験させたいが、子どもは公立中学でいいと思っている」「子どもは受験したいが、親御さんはそこまで積極的でない」「子どもとママ(パパ)は私立受験したいが、パパ(ママ)は反対している」など、さまざまなケースがあります。しかし、どのケースであっても、スタート時点でご家族の中で受験に対する温度差があると、後々トラブルになりかねません。

例えば、親御さんが受験させたくて子どもは受験したくない場合、「親に無理やりやらされている」という感情が子どもに悪影響を及ぼす可能性があります。子どもが反発して親御さんとケンカしたり、ボイコットしてくれれば、まだいい方です。実は、最も悪影響なのは、特に反発もせず「無理やりやらされている」ことを言い訳にして現状から逃げる癖がついてしまうことなのです。自分の意志を明確に示すことができなくなるうえに、「テストが悪くても、無理やりやらされているから仕方ない」「模試で結果が出なくても、無理やりやらされているから仕方ない」「受験に落ちても、無理やりやらされた受験だから仕方ない」このように自分に不都合な状況を言い訳で正当化する癖がついてしまうと、その後の人生もすべて言い訳でごまかして生きていくようになってしまうのです。

逆に、親御さん(どちらか片方)が受験に反対の場合も、子どもに悪影響を与える可能性があります。私立中学受験は、子ども本人の頑張りだけでなく、親のサポートが絶対に必要です。毎日の塾への送迎やお弁当作り、学校見学や説明会への参加、出願手続きや受験当日の引率などかなり忙しくなります。子どもも親御さんも一丸となってチャレンジするのが私立中学受験といっても過言ではありません。そんな中で、家族の誰かが協力的でなかったり、受験に否定的であったりすると、子どもに影響が出るということは想像いただけるでしょう。小学生の子どもにとって、親はまだまだ絶対的で大切な存在です。例えば、大切な親が自分の中学受験のことでケンカしているところを子どもが見て、いい影響があるわけがありませんよね。「私立中学受験をする」と決めたら、親御さんも覚悟を持って一緒にチャレンジしてください。

私立中学受験の先にある夢や目標を子どもと一緒に共有する

私立中学受験にチャレンジする前に家族全員で中学受験にチャレンジする意味を共有しましょう。その際、「〇〇中学に合格する!」といった目的は避けましょう。志望校に合格することがゴールではありません。中学校に入ってからも勉強は続き、人生は続いていきます。豊かな人生を送るための選択として、私立中学受験を選んでいることを忘れてはなりません。「〇〇中学に合格して、医者になる」でもいいですし、「△△中学に通って、もっと知識を広げたい」でもいいです。その目標がコロコロ変わってもいいです。合格のその先の夢や目標を持っておきましょう。そして、それを家族全員で共有しましょう。合格の先の夢や目標を持っているかいないかで、受験勉強へのモチベーションもぜんぜん変わってきますし、家族の団結力も変わってきますよ。

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私立中学受験を諦めることを想定する

私立中学受験の勉強を始めると、塾通いを始めたり、学校の友だちを遊ぶ機会が減ったりするので、学校でもご近所でも「私立中学受験をする家庭」という目で見られるようになります。小学校でも5年生くらいになると、クラスの中で受験する子としない子がはっきりと分かるようになりますし、受験勉強や志望校の話題で盛り上がったりするようです。また、地域にもよりますが、中学受験する子はまだまだ特別と見られることが多く、「すごいわね」「頭いいのね」などと言われるようになります。

一度「私立中学受験をする家庭」というイメージがついてしまうと、小さなプライドが邪魔をしてしまい、中学受験を諦めて公立中学に進学することや志望校を下げることを恥ずかしい、みっともないと思うようになってしまうことがあります。その結果、中学受験をやめたくてもやめることができなくなったり、志望校を下げることができず実力に合った学校を受験することができず、中学受験で親子共々大きく傷ついてしまうことがあるのです。

また、中学受験がうまくいかなかったことがトラウマとなり、「自分はダメな人間だ」「自分は何をやってもうまくいかない」と自己否定に走ったり、自己肯定感を著しく下げてしまうこともあります。こうした思考は、周囲への興味が薄れたり、何事にもやる気が出ないなど、その後の人生にも大きく影響を及ぼすことになってしまいます。

万が一のことを考えて幅広い選択肢を用意する

「絶対〇〇中学に行く!」と思って勉強することは悪いことではありません。しかし、「〇〇中学に行かなきゃ意味がない」とか「もっと頑張らないと公立中学校に行く羽目になるぞ」など、他の学校を否定することはやめましょう。残念ながら、私立中学受験に絶対はありません。万が一、それまで否定していた学校に通うことになったとしたら、子どもの心は深く傷つくことになります。親として、こうしたリスク回避をしておくことはとても重要です。万が一のことを考えて、ぜひ幅広い選択肢を用意しながら私立中学受験にチャレンジしてください。

 

大切なことはママ・パパが子どもの最強の応援団でいること

私立中学受験にチャレンジするご家庭にとって、最も重要なことはママ・パパが子どもの味方であり、最大の応援団でいられるかどうかだと思います。最高の応援団がいる子どもは、どんなに大変な受験勉強も楽しく乗り越えていくことができると思います。もしも思うような結果を得ることができなかったとしても、中学受験で得た経験が必ずその後の人生において子どもの大きな力になるはずです。

中学受験は大変なチャレンジであるからこそ、その後の人生によくも悪くも大きな影響を与えます。だからこそ、しっかり考えたうえで、ご家族一丸となってチャレンジしてください。

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